今日は久々にいけてるサービスを見つけたのでご紹介。
MindMeister
マインドマップとは、言葉を枝上に分岐して記述することで、アイディアの整理するのに役立つ記法/ツールです。僕なんかは、TODOとかアイディアはポンポン出てくるんだけど、体系的にまとめることが苦手なため、これまで無料のマインドマップツール、FreeMindを利用してきました。
利用法としては
- 議事録や講演会のメモ
- やることメモ
- 仕様書作成中の頭の整理
- プレゼン資料作成中の頭の整理
という感じで、いずれもとにかく書きなぐり書きなぐり、後でグループごとにまとめる、という感じ。
なんですが、問題は、FreeMindのスピード。Mac OS Xバージョンだと、Core2DuoのMacBookですら起動に数分かかるという状況(バージョン0.8.1以降?)で、最近は立ち上げるのが億劫だったところに、MindMeisterのバージョンが2になったというリリース。
というわけで、早速試してみました。
編集機能
見ての通り、(MindManagerは使ったことないですが)FreeMindよりも多機能です。ノードごとにアイコンを付けられるだけでなく、色や文字の大きさ、メモも加えることができます。もちろん日本語も問題ありません。メモ機能は個人的にFreeMindにぜひ欲しかったものです。
さらに、まだ試していませんが、TODO管理的な機能もあるようです。
OpenID対応
最近人気が出てきたOpenIDにも対応しています。OpenIDはYahooなど、他サービスのID認証でサービスが利用可能になる共通プロトコルです。(※OpenIDを使うと認証できないため、後で紹介するウィジェットが使えません)
FreeMindやMindManagerからのインポート
マインドマップツールとしてはメジャーなFreeMindとMindManagerのマインドマップをインポートすることができます。これはありがたい。
ウィジェットやブラウザから一発投稿
箇条書きにするのがもったいないくらいですが、下記ウィジェット/ガジェットに対応
- WIndows Vistaのサイドバーガジェット
- iGoogleガジェット
- Yahoo! Widget Engineウィジェット
- Mac OS X Dashboardウィジェット
ウィジェット/ガジェットから一発投稿で、デフォルト指定されたマインドマップに追記されていきます。TODO管理で役立ちそう。これはありがたい。
他にも、IE/Firefoxの機能拡張、iPhone用追加ページなどが用意されています。
オフラインでの利用が可能
なんといってもこれでしょうか。オフライン機能。
FirefoxまたはInternet ExplorerでGoogle Gearsが必要ですが、オフラインでMindMeisterを利用することができます。これで、いつでもどこでもアイディアを書き留めていくことができますね。
まとめ
ここでは書ききれませんでしたが、実はマインドマップを共有して編集する機能や、APIまで提供されています。(今となっては古臭さすら感じる言葉ですが)Web2.0を絵に描いたようなサービスではないでしょうか。
ただ、オフライン機能等はまだ成熟しきった技術とは言えないため、今後の動向が気になるところ。Google Gears / Prism / HTML5の棲み分けはどうなっていくのか?また、ウィジェット/ガジェットの重要性は日に日に高まってきています。JavaScriptの技術は今のうちに磨いておかなければ…!